雪男

「雪男」は、新潟県南魚沼市にある青木酒造が醸す日本酒のシリーズ名です。基幹ブランドである「鶴齢」が米の旨みを重視した「淡麗旨口」であるのに対し、「雪男」はよりシャープでキレのある辛口をコンセプトにしています。

そのユニークな名前とラベルデザインは、魚沼出身の文人・鈴木牧之（すずきぼくし）が江戸時代に著したベストセラー**『北越雪譜（ほくえつせっぷ）』**に由来します。この書物には、当時の雪国の暮らしや文化、自然が詳細に描かれており、その中に登場する毛むくじゃらの異獣「雪男」がモチーフとなっています。一度見たら忘れない、愛嬌のある「雪男」のイラストがトレードマークです。

味わいの特徴

「雪男」シリーズは、全体を通してスッキリとしたキレの良い辛口が特徴です。

しかし、ただ辛いだけでなく、ベースには「鶴齢」同様、魚沼の米の旨みがしっかりと感じられます。

爽快な飲み口と確かな米の味わいを両立させており、料理の味を引き立てる食中酒として抜群の性能を発揮します。

そのキレの良さから、和食はもちろん、肉料理や中華、スパイシーな料理など、幅広いジャンルの食事と合わせやすいのも魅力です。

・雪男 本醸造 辛口

・雪男 発泡にごり酒

・雪男 純米吟醸 夏酒